[MV] no no darlin' / CHAGE and ASKA

 

 「土曜の夜は朝まで君を抱く」

 大人になってからしみじみ「ASKAってすごい」と思わせられるのは、この曲を初めて聞いた私は恐らく小学校低学年くらいだったと思うけど、この出だしを聴いた瞬間に都会のホテルで愛し合う不倫カップルの絵が浮かんだ感動を覚えているから。

 その想像を掻き立てる力がある歌詞と、メロディと、歌い手の力。これだ。いつも思うけど、「本当に優れている創作物」には見た人に、より莫大な想像を掻き立てさせる力があるものだ。

 

 だから、ASKAが薬物で逮捕されたとき配偶者ではない女性と逢瀬を重ねていたことが発覚したのは一ミリも意外性が無かった。彼にとっては罪を犯してまでストックしておきたい感覚だったんじゃないのかな。気持ち悪い話でもあるけどそれが彼のガソリンであり世界観の種だったのでは。完全に想像でしかないけど。

 

 親がチャゲアスのファンだったせいで、小学生の頃は毎日家にチャゲアスの曲が流れていて、ほとんどの曲は頭に入っている。当時一番好きなのは「天気予報の恋人」だった。

 


1990LIVE2

 

 いま改めて聞いてみると「あれ、私これが一番好きだったん?すげえピュアじゃん・・・」と思ってしまった。自分よ、当たり前だ!あの頃私も小学生だったんだ!気がつけばすっかり中年に差し掛かってしまってもう完全にひねくれてしまっている。でも、「チャゲアスの曲で何が一番好き?!」と聞かれたら、結構選ぶのむずかしくないですか。「はじまりはいつも雨」が頭に浮かんでしまうがあれってほとんどASKA ソロの曲でしょ。私は伴都美子のカバーしたはじまりはいつも雨も好き。

 

 去年はFODと契約していたので「めぐり逢い」が主題歌だった「妹よ」も堪能した。(フジの昔のドラマを見たいならFOD。しかし、案外どれもこれも見られるわけじゃなかった。29歳のクリスマスとかは見られたけど)

 


Imouto Yo - Tokyo Cinderella Story

 

 このドラマも今見ると「あれ…入り込めない…」と思ってしまうこの自分の悲しさよ。シンデレラストーリーというのはこの世に数多あるけれども女性は20代前半で「そのようなことは我が人生には起こりようがない」ことを悟り始めるものなのさ。それにしてもこのドラマの時主人公の和久井映見がまさに20代前半。かわいくてかわいくて。この人の演技も、当時小学生だった自分の記憶に残るものがあったな。特に、泣くシーン。唐沢寿明と待ち合わせするんだけど色んな事情と抑圧があって後ずさりして見えない場所で泣くシーンね。今の時代あんな演技できる若手女優っているのかしら。